厦門航空有限公司は27日、哈爾濱(ハルビン)-福州-クアラルンプール(毎週4便)、哈爾濱-福州-ジャカルタ(毎週3便)の国際旅客航路2本を開通すると発表した。これによって、中国の哈爾濱と東南アジア地区を結ぶ空のルートが開かれたとしている。
厦門航空有限公司哈爾濱営業部によると、哈爾濱-福州-クアラルンプール便は27日に、哈爾濱-福州-ジャカルタ便は29日に運行を開始。哈爾濱国際航空ターミナルの建設を後押しすると同時に、哈爾濱と福州の間に直行便がなかった問題を解決した。
哈爾濱市商務局の担当者は、2本の航路開通が黒龍江と福建、東南アジアの相互接続、経済貿易協力、人文交流を促進し、黒龍江の観光ブランドを強化すると説明。黒龍江と東南アジアの間の輸送旅客数は年間で延べ2万人、東南アジア各国から黒龍江への入境者は年間で延べ2万5000人に上る見込みとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年10月28日