英タイムズ紙は27日、英政府筋の話として「ジョンソン(英国の首相)政権はテリーザ・メイ(英国の前首相)の決定を支持し、中国の華為技術(ファーウェイ)による英5Gネットワーク建設への参与を認めた」と伝えた。英デイリー・メール紙は同日、ジョンソン氏が率いる国家安全委員会(NSC)が今週、最終決定を下す見通しと伝えた。英国は米国主導の西方情報組織「ファイブアイズ」(米国、英国、カナダ、豪州、NZ)のうち、初めてファーウェイ禁止令への拒否を明確にした国とされている。「ファーウェイが条件付きで英国の5Gに参加」という情報が漏洩すると、米国はさまざまなロビー活動を展開し、硬軟織り交ぜ英政府に方針変更を迫っていた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月28日