米国、景気拡大の最終段階を迎える 米投資銀行が中国に目を向ける

米国、景気拡大の最終段階を迎える 米投資銀行が中国に目を向ける。

タグ:中国投資

発信時間:2019-11-11 13:56:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 英メディアは先ごろ、米国の10年にわたる景気拡大が最終段階を迎えるなか、著名ストラテイストのリチャード・バーンスタイン氏が米企業の収益減に懸念を示し、リターンを上げるために成長ペースが最も早い中国へ目を向けていると伝えた。

 

 ロイターの11月6日付報道によると、元メリルリンチ主任投資ストラテジストで現リチャード・バーンスタイン・アドバイザーズCEOのバーンスタイン氏は、米企業の収益が減少する要因として、コストの上昇や2017年の米税制改革による刺激効果が減退したことなどを挙げた。

 

 バーンスタイン氏は、米ニューヨークで開催された「ロイター2020年グローバル・インベストメント・サミット」で「来年初めに全面的な企業収益の減少が始まる」と話した。ただ、2015年から2016年のような状況が再び訪れるわけではなく、当時は石油価格の暴落がエネルギー事業者に大打撃を与えたとしている。

 

 米国株については「非常にディフェンシブなマインドが年内を通して続いている」と指摘し、日用消費財や医療・ヘルスケア、不動産、公共事業などの「かなり単純な指標」を注視していることを明らかにした。

1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで