一部の投資家が工業や素材などの景気循環銘柄が比較的良いパフォーマンスになると予想しているが、バーンスタイン氏は、米国企業の収益に関する先行指標が長期にわたり「景気循環銘柄のポジションを増やす根拠になっていない」としている。
一方で中国の経済指標が上昇しており、同社は上場投資信託(ETF)を通じて中国株を「大きく買い増した」という。
「中国政府が経済に大量の通貨・財政刺激を注入したが、決して悲観的なことではない」と述べた。
また、「中国のパフォーマンスが想定を大幅に上回る良好な水準になる」ことが来年のサプライズとの見方を示した。
2020年は、円高が日本株にマイナスの影響をおよぼすほか、欧州の「パフォーマンスは良いだろうが、驚くほどではない」と予想し、米国株も「パフォーマンスは素晴らしいが、市場が期待する水準には届かない」とみている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月11日