「ダブル11」が終了、ゴミは誰が処理する?

「ダブル11」が終了、ゴミは誰が処理する?。

タグ:ダブル11 ゴミ

発信時間:2019-11-18 14:19:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 今年の「ダブル11」の熱狂が終わりに近づいている。多くの人は小包を心待ちにしているが、嬉しさのあまり小包の処理を見落としているかもしれない。国家郵政局の物流観測データによると、ダブル11の当日だけでも5億3500万件の注文が入った。11-18日のピークの規模は計28億件にのぼる見通しだ。


 包装ゴミ問題が深刻化するなか、多くの人は「どこから減量するか」という問題を思考する必要がある。消費者にできることは少なく、せいぜい包装用の箱を分類・整理し、リサイクル可能なゴミを回収業者に渡し、資源再生のため努力するぐらいだ。それよりも、EC及び宅配企業の根本的な減量効果のほうが優れている。一部の宅配企業は循環利用できるシェアリング型のケースの使用の模索を始めている。テープではなくファスナーを使い、開きやすくしている。また窃盗防止、耐水、難燃、断熱、保温などの機能を持ち、再利用できる。これは素晴らしい措置で、試みる価値がある。


 ECのパイが拡大し、国内消費の高いシェアを占めるようになった。小包のゴミ問題は全社会から注目されるべきだ。EC、物流、科学研究、生産などが、根本的な減量、グリーンな包装、再利用などの模索に参与すべきだ。これにより包装ゴミのゼロ成長、さらにはマイナス成長を早期実現しなければならない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月18日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで