ゴールドマンサックスの会長兼CEOのデービッド・M・ソロモン氏は11月20日、ゴールドマンサックス中国チームは取締役会にビジネス5年計画を提出し、向こう5年で中国での資本投資を増やし、従業員を増やす方針だと明かした、また、中国の合弁証券会社の持ち株比率を最終的に100%に増やすとした。
中欧国際取引所も同日、株式市場の上海・ドイツストックコネクトの準備を積極的に行っており、ドイツ優良株の上海証券取引所での中国預託証券(CDR)発行を推し進め、中国の優良株、中でも製造企業のフランクフルト証券市場でのグローバル預託証券(GDR)発行を支援し、中国とドイツの証券市場間の相互接続を強化すると示した。
国際資本が中国資本市場に頻繁に「オリーブの枝」を差し出す理由は以下の2つである。
まず、中国経済は安定を維持し、主要マクロ指標は安定して伸びている。国家統計局の劉愛華報道官は、「長期的には基礎があり、短期的には支えがある」と話す。
国家統計局が公表した最新の経済データによると、今年1~9月のGDPは6.2%の高成長を維持した。今年1~10月の実物商品小売額は急増を維持し、サービス消費の伸びも大きく、1~10月のサービス消費額の伸び率は引き続き10%以上となり、急増を維持し、消費の潜在力が引き続き放出された。