そのほか、中国は大規模な減税、ビジネス環境の改善などの措置を実施している。1~10月の中国の1日平均企業登録数は約2万社で、前年の高成長を基礎に引き続き急増した。PMIの製造工業生産予測指数と非製造業業務予測指数を見ると、いずれも比較的良好な景気区間を維持している。
次に、A株の評価価格が低いことも外資流入を促した。
世界の資本市場を見ると、A株の評価は低水準にあり、これもA株投資の魅力が高まっている重要な要素である。
株価純資産倍率(PBR)と株価収益率(PER)を見ると、S&P500指数などの世界の主要指数と比べて、上証50指数と滬深300指数の評価価格は低い。
A株の評価価格が低いことが作用し、A株に流入する外資は増加し続けている。統計によると、外資が保有するA株の時価総額は1兆8000億元に達し、年初めより2000億元増加した。向こう10年で、A株に流入する外資は5兆元前後に達する見通し。外資のA株流入は資金の増加をもたらし、さらにバリュー投資の理念ももたらす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月22日