北斗衛星測位システム、衛星の稼働基数が50基超に

北斗衛星測位システム、衛星の稼働基数が50基超に。

タグ:北斗衛星

発信時間:2019-11-25 16:18:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 11月23日8時55分、中国は西昌衛星発射センターで「長征三号乙」打ち上げロケット(上段に「遠征一号」を装着。「上段」は、衛星を最終的な目的地の軌道へ送り届ける役割を持つ)を使用して、第50基および51基目となる北斗測位衛星2基の打ち上げに成功した。


 2基の衛星は中軌道衛星で、中国が建設中の北斗三号システムを構成する衛星だ。衛星は打ち上げ後3時間余りで順調に予定軌道に入り、その後は軌道上でテストを進め、適時に通信サービスを提供する。


 今回発射した北斗測位衛星と打ち上げロケット「長征三号乙」(上段に「遠征一号」を装着)はそれぞれ、中国科学院微小衛星創新研究院と、中国航天科技集団有限公司キャリアロケット技術研究院が研究開発したもの。長征シリーズの打ち上げロケットとしては、第319回目の打ち上げとなる。


 2007年発射の第1号となる北斗二号測位試験衛星から数えて、「長征三号」シリーズのロケットは37回の発射に成功、北斗測位衛星51基が予定軌道に送り届けられた。以前に打ち上げた試験衛星も含めると、「長征三号」シリーズのロケット打ち上げは41回に上り、55基の北斗衛星が軌道に送り届けられたことになる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月25日



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