中国株式市場への19年外資流入額は2400億元超に=証監会

中国株式市場への19年外資流入額は2400億元超に=証監会。

タグ:中国株式市場

発信時間:2019-11-26 12:02:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国証券監督管理委員会(証監会)の李超副主席は23日に広州で開催された国際金融フォーラム(IFF)第16回世界年次総会で、「年初より中国の株式市場に外資が持続的に流入し、流入額は2400億元を上回った」と述べた。


 今回の年次総会は「世界の安定:新たな変局、新たな発展」をテーマに、金融イノベーションと安定的発展への道について各国のゲストと議論を交わす。


 証監会の李超副主席は会議で、「新たな科学技術革命は経済発展に新たなエネルギーを注入する。資本市場は現代金融システムの重要な構成部分であり、マクロ経済のレバレッジ率引下げ、技術革新の支援、産業の構造調整加速に独自の役割を果たす」と述べた。


 李超氏はまた、「中国証監会は年初より資本市場改革を全面的に深化させ、金融と実体経済の良好な循環が円滑に進むよう注力している。具体的には、◇科創板の設立を進め、登録制改革の試行を順調に実行した。科創板は現時点で56社が上場し、時価総額は7000億元超に上り、基本的な制度は市場に受け入れられた。◇直接金融の機能を完全に発揮させ、新株発行の常態化を堅持する。◇資本市場の双方向での開放を持続的に拡大し、なかでも外資系銀行が中国で証券投資・ファンド委託管理業務に従事する場合の参入規制を緩和、H株の『全流通』(H株上場企業の非流通株を流通可能なH株に転換する)改革を全面的に推進、商品先物取引の対象品種拡大など6項目の措置を実施した。A株はFTSEラッセルやS&Pダウ・ジョーンズなどのグローバルインデックスの指数構成銘柄に採用され、『滬倫通(上海・ロンドン・ストックコネクト)』や『中日ETF互通(日中ETFコネクティビティ)』が正式にスタートした」と述べた。


 李超氏は、「年初より、外資が中国の株式市場と債券市場に持続的に流入し、なかでも株式市場への流入額が2400億元を超えたことから、海外投資家の中国資本市場改革と経済の長期的で健全な発展への信頼感の高まりが明らかになった」と指摘した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月26日



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