中国自転車協会が主催する「2019中国自転車産業大会」が22日、北京市で開かれた。大会で明かされた情報によると、今年1~9月、中国の軽工業は質の高い発展を維持し、一定規模以上の企業の利益総額は9.19%増加し、全国の工業を11.28ポイント上回った。軽工業の成績の中で、自転車産業、特に電動自転車の飛躍が目立ち、電動自転車の生産台数は20.15%増加、利益は16.92%増加した。自転車産業の健全な発展という基本面に変化はなく、質の高い発展傾向が形成されつつある。
小から大へ 生産台数は世界一
中国軽工業連合会の張崇和会長は、70年で、中国の自転車産業は小から大へ、弱から強へと変化し、歴史的な飛躍を遂げたと話す。
統計によると、中国の自転車の年間生産台数は新中国成立時の2万台弱から8000台以上に増加した。電動自転車は中国で誕生しただけでなく、「無」の状態から年間生産台数3000万台、生産高1000億元以上に発展し、「世界一」を再び打ち立てた。
中国の自転車保有台数は約4億台、電動自転車保有台数は約3億台で、いずれも世界一となっている。
中国自転車協会の劉素文理事長によると、中国の自転車、電動アシスト自転車、電動自転車の輸出台数は10億台を突破し、世界160以上の国と地域に入り、現地の人たちの便利な交通により多くの選択肢を与えた。また、中国の自転車メーカーは海外での投資や工場設置の規模を拡大し続け、現地に人材、資金、技術を提供するだけでなく、雇用と税収を増やし、住民に恩恵をもたらしている。
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