中国商務部の高峰報道官は28日に開かれた商務部定例記者会見にて、「全体的に見ると、外資系小売企業は今年、中国市場での開店ペースを上げた。新たに進出するブランド、新たにオープンする旗艦店、新たな業態・モデルが多いといった特徴が見られる」と述べた。高氏の発言内容は下記の通り。
ウォルマートなどのグローバル小売企業は今年、中国大陸部市場への投資を拡大している。アディダス、ナイキ、レゴなどが上海及び北京などの都市で多くの新型旗艦店をオープンしている。ALDI(アルディ)が初めて中国大陸部市場に進出した。ローソンなどが東北、西北、3・4級都市での開店を加速している。
中国の小売市場は開放的で、急成長している。中国の消費構造は現在絶えずアップグレードしており、住民の消費が個性的・多元化・カスタマイズのすう勢を示している。小売業は利便性・個性・体験の発展をより重視している。
引き続き外資系企業を含む各種市場主体に向け、より市場化・法治化・グローバル化されたビジネス環境を形成する。各種小売企業が中国小売市場のパイを共に拡大し、中国人消費者のより高品質で多様な消費の需要を満たし、共同発展を実現できるよう支援する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年11月29日