経済成長率のほかにもまだ問題はある。「最高の経済時代」においてなぜ米FRBは、今年3度続けて金利を引き下げなければならなかったのか。
9月の米供給管理協会(ISM)製造業指数は47.8に低下。好不況の分かれ目となる50を割り込み、サブプライムショック以降では最も低い水準となった。
米国の製造業活動は縮小している。米国経済が最も依存しているサービス業の指標も経済活動の減速を示している。
9月のISM非製造業指数は2016年8月以来の低水準となり、トランプ大統領の就任後では最低となった。米国のサービス業活動はまだ縮小には至ってないが、サービス業PMIの下げ幅はISM製造業指数よりも大きかった。10月のサービス業PMIは50.6と、50をわずか0.6ポイントしか上回っていない。56.0だった今年2月以降、数カ月で急落した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月3日