複数の高速鉄道が集中開通 どのようなチャンスをもたらすか

中国網日本語版  |  2019-12-05

複数の高速鉄道が集中開通 どのようなチャンスをもたらすか。

タグ:複数 高速鉄道 集中開通 

発信時間:2019-12-05 14:16:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 漢十高速鉄道、鄭阜高速鉄道、京港高速鉄道商合区間、鄭渝高速鉄道鄭襄区間など複数の高速鉄道が集中的に開通し、運営を開始した。2008年の北京・天津都市間鉄道の「無から有」、2019年の高速鉄道が複数都市で集中開通した「有から多」に至るまで、中国は世界で最も現代的な鉄道ネットワークと最も発達した高速鉄道ネットワークとなった。年末に、中国の鉄道営業距離は12万9000キロメートルに達し、うち高速鉄道は3万5000キロメートルで、営業距離は世界一を誇る。

 

新しい経済

 

 12月1日、G7721次列車(京港高速鉄道商合区間阜陽・合肥南)の運営初日、車内は満席となった。

 

 阜陽市在住の高校1年生の伊政潔さんは、この列車に乗って淮南の学校に戻った。以前は列車で4時間以上かかっていたが、高速鉄道の開通後は1時間程度に短縮された。

 

 鄭阜高速鉄道、京港高速鉄道商合区間、鄭渝高速鉄道鄭襄区間の3路線の開通により、長江デルタ都市群、中原都市群、淮海経済区間に便利で速く効率的な旅客輸送ルートができ、都市間の急速、便利、効率的な移動が可能になった。

 

 中国鉄道設計集団有限公司鄭阜高速鉄道、商合高速鉄道プロジェクトの経済部門担当者の宋興昊氏によると、京港高速鉄道商合区間と鄭阜高速鉄道の開通により、鄭州・合肥・杭州間の移動時間は短縮され、鄭州・合肥間は既存路線より約5時間、商合区間は約3.5時間縮まった。

 

 そのほか、鄭阜高速鉄道は「十三五」(第13次5カ年計画)鉄道建設交通貧困者支援プロジェクトにも組み込まれている。鉄道が通る淮陽、瀋丘、臨泉は国家級貧困県、扶溝、西華、界首は省級貧困者支援開発作業重点県である。線路の開通は沿線の高速鉄道がない歴史に幕を下ろし、地域の都市化を推進し、中原経済区の発展を促進する。

 

 漢十高速鉄道は中国の「8縦8横」高速鉄道網の中部地区と北西地区を結ぶ便利なルートで、雲夢区間は武漢・孝感都市間鉄道に乗り入れ、雲夢・十堰区間は武漢・西安高速鉄道の重要な一部である。

 

 漢十高速鉄道の運営開始は「襄十随都市群」と「武漢都市圏」の接続の加速化に急速かつ効率的な交通輸送保障を提供し、湖北省北西部の観光資源開発を加速化し、地域の経済・社会発展を促進する重要な役割を果たす。



1  2  3  >  


Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで