複数の高速鉄道が集中開通 どのようなチャンスをもたらすか

中国網日本語版  |  2019-12-05

複数の高速鉄道が集中開通 どのようなチャンスをもたらすか。

タグ:複数 高速鉄道 集中開通 

発信時間:2019-12-05 14:16:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


新しい技術

 

 鄭渝高速鉄道は河南省の北と南をつなぎ、橋を多く採用し、橋の長さは線路の全長の87%を占める約304キロメートルとなっている。これほど多くの橋の建設には、「絶妙」な部分が多く見られる。

 

 2017年11月16日、85分かけ、中鉄十七局集団の寧西鉄道を跨ぐ鄭渝高速鉄道連続梁が回転に成功した。鄭渝高速鉄道河南区間で既存路線を跨ぐ連続梁が回転を実現したのは初めて。

 

 この回転橋は時計回りに回転し、回転角度は87度、回転重量は4800トン。運営中の鉄道の安全を保証し、影響を減らすため、建設者は鉄道両側の連続梁のコンクリートを現場打ちし、主橋脚の土台を中心に回転させる施工方法を採用した。

 

 京港高速鉄道商合区間も科学技術イノベーションを非常に重視した。

 

 中鉄電気化局京港高速鉄道商合区間プロジェクト部責任者の張立濤氏は以下のように述べた、建設において、情報化建設を全面的に採用し、情報化管理を実現し、クラウドモニター装置および調整指揮システムを構築し、遠隔での監視と指揮を実現した。アプリまたはPC端末を通して施工進度をアップロードし、計画と照らし合わせて進度状況を自動分析した。BIM技術を広く使用し、「四電」(通信、信号、電力、電気化)工事の複数の分野に及び外部環境との関わりが密接という問題を解決し、情報の可視化、情報の調和と相互利用の優位性を体現した。スマート化ツールを積極的に導入し、第一線の作業員がスマートヘルメットを着用し、プロジェクト部門会議室の大画面に直接アクセスし、現場の施工の様子をリアルタイムで確認し、進度を把握できるようにした。

 

 そのほか、鄭阜高速鉄道の全駅が電子乗車券を採用し、乗客の乗車券購入から移動までのデータの電子化を実現した。

 

 大まかな統計によると、中国の紙の乗車券の発券枚数は年間30億枚、コストは15億元を超える。ペーパーレス化は乗客に便利を提供し、「エコ高速鉄道」という理念も明示する。


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