森林面積2.12億ヘクタール 中国は世界の緑化に貢献

森林面積2.12億ヘクタール 中国は世界の緑化に貢献。

タグ:森林面積

発信時間:2019-12-06 13:29:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 2018年までに、中国の森林面積は2億1200万ヘクタール、森林カバー率は22.08%に達した。2000年から2018年に増加した森林面積は4500万ヘクタール、増加幅は26.90%で、世界の森林面積のバランス維持の主な貢献者となった。


 科技部はこのほど、北京市で『世界生態環境遠隔観測2019年度報告』を発表した。同報告は世界生態環境の関心点と重要エリアに引き続き注目し、「世界森林カバー状況および変化」、「世界土地退化動向」、「世界重大自然災害および影響」、「世界大口食用油作物の生産と食料安全の状況」の4つのテーマにスポットを当てて遠隔観測と分析を実施。


 「世界森林カバー状況および変化」テーマ報告によると、21世紀に入ってから、世界の森林面積は全体的に安定しながらやや縮小し、中国の植樹造林および森林保護は顕著な効果が表れている。うち、「三北(東北・西北・華北)」防護林プロジェクト、「退耕還林(耕作を森林に戻す)」プロジェクトなどの実施、および国家級森林公園の生態保護の成果が目立ち、中国の森林面積の増加の主な要素と言える。


 「世界土地退化動向」テーマ報告によると、退化拡大と深刻エリアはアフリカと南米の熱帯およびその南部地区に集中し、改善・回復した土地はアジア、北米などの地域に多い。干ばつ・半干ばつ区域の中で、アジアの改善・回復した土地の面積は最大で、改善・回復した土地の50%以上を占め、中でも中国とアジアの面積が最大となっている。


 「世界重大自然災害および影響」テーマ報告によると、2018年の世界の重大自然災害発生回数、死傷者数、財産損失はいずれもここ30年の平均水準を下回り、災害と損失の少ない年となった。


 「世界大口食用油作物の生産と食料安全の状況」テーマ報告によると、2018年の世界の大口食用油作物の生産量は2017年を下回り、トウモロコシ、稲、小麦の生産量は前年比でやや減少。2019年の生産状況は良好で、トウモロコシ、稲、小麦は前年比で増産し、大豆は小幅減少となる見通し。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月6日



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