中国商務部の任鴻斌部長助理と同部外貿司の李興乾司長は、国務院新聞弁公室が9日に開いた記者会見で、『中共中央国務院の貿易の質の高い発展推進に関する指導意見』に関する状況を説明し、記者からの質問に答えた。
任鴻斌氏は会見で、「『指導意見』は新たな情勢の中で、中国の対外貿易の質的変革・原動力の変革・効率の変革を導きリードし、貿易の国民経済の発展全体に果たす重要な役割を充分に発揮させるための基本となる文書であり、鮮明な戦略性と指導性、方向性、先見性を備えている」と説明した。
2020年は小康社会の全面的実現と「十三・五」(第13次5カ年計画、2016年~2020年)の大詰めの年だ。商務部は安定の中で前進を目指す方針と新発展理念を堅持し、引き続き供給側の構造改革を柱に、改革開放を原動力とし、『指導意見』に基づき、具体的政策措置を検討し、貿易の質の高い発展に向けた行動計画を策定、関連部門や地方政府と協力を強化し、力を合わせて、貿易の質の高い発展を着実に推進する考えだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月10日