中国情報通信研究院が11日に発表したリポートによると、2019年11月の中国国内携帯電話出荷台数は前年同月比1.5%減の合計3484万2千台だった。うち、5G携帯の出荷台数は507万4千台で、10月の249万4千台に比べて103.45%増加した。
中銀国際証券の予測では、2020年の5G商用サービス本格化に伴い、5G携帯は急速に普及する見通しで、5Gへの機種変更で携帯電話全体の出荷台数は再び増加傾向を取り戻すと期待される。5G携帯の値下がりは予想を上回るスピードで進んでおり、買い換えが加速する見通しだ。また、5G端末の無線周波数帯やアンテナなど技術面でのアップグレードが、産業チェーンの関連企業に新たなチャンスをもたらす見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月13日