UBSグローバル・ウェルス・マネジメントの最高投資責任者(CIO)を務めるマーク・ヘーフェル氏は、「両国は『関税率のピーク』に達した可能性があり、この後、段階的な巻き戻しが始まるとみられる。企業センチメントの改善と投資の回復促進にプラスになり、株高がさらに進む可能性がある」との見方を示した。
野村証券のクロスアセット・ストラテジスト高田将成氏は、「世界景気の先行き懸念が後退し、これまで様子見だった中長期の投資家が株買いに動いた」と述べた。
韓国現代研究所の載鎮(ハン・ジェジン)研究員は、中米が年内に合意したことは、双方にとって大きな意義を持つものだとした上で、「輸出依存度の高い韓国経済に大きなメリットをもたらす」との見方を示した。
オックスフォード経済研究院でアジア経済の調査を統括するルイス・カウス氏は、「今回の前向きな進展は、中国市場のセンチメントと経済成長に対する自信に有利に働くだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月19日