中国国家市場監督管理総局製品質量安全監督管理司司長の張文兵氏は17日に開かれた定例記者会見で、中国が生産許可証管理リストを大幅に縮小したことを明らかにした。許可証発行製品は2017年初めの60種類から今年は10種類に減り、電気毛布や電動自転車など7品目が強制的製品認証制度管理に移行したことで、同リストは83%縮小された。
企業の許可証取得に要する日数は平均8営業日に短縮。生産許可証の審査と発行に関する2つの重要プロセスを簡略化、合理化した。許可証発行機関の事前製品検査を撤廃して、企業が申請時に有資格検査機関の合格レポートを提出するかたちに改めた。
企業の審査内容も大幅に減らした。企業管理制度や人員などの内容に対する審査項目を全面的に削除。最も重要な生産と施設・設備の検査に注目し、削除された審査項目は合わせて73章273条1116項に上った。企業が提出する資料は従来の9件から3件に減り、申請書、承諾書、検査レポートはいずれも1枚となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月19日