米国資本の設備受注は11月にほとんど増加しておらず、企業の投資が1年に渡り低迷した流れと一致している。
米商務省が月曜日に発表したデータによると、航空機を除くコア資本財受注は0.1%増で、予想と合致した。同指数は数カ月の低下後、10月に1.1%増と反転上昇した。
すべての耐久財受注は2%減で予想外の結果となった。これは軍用機受注の急減、民間機の受注減の影響を反映した。
さらにコア資本財の出荷が減少した。これらのデータは、企業の世界における需要が伸び悩み、利益の伸び率が低下し、景況感が低迷する状況下で、設備投資の需要が不足していることを示した。
国際貿易の緊張情勢は一時的に緩和しているが、投資を刺激し世界の経済成長を促進するためには、依然として多くの課題が残されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月25日