浙江省の義烏市とスペインのマドリードを結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列」が24日、50TEU(20フィートコンテナ換算)の貨物を積み込んで、義烏西駅を出発した。開通からこの日までの運行本数は500本に上った。コンテナ取扱個数は4万TEUと前年同期比で63.2%増加した。
義烏市市場発展委員会の責任者によると、義烏と欧州を結ぶ中欧班列は2014年11月18日に開通。以来、鉄道部門と地方政府が継続的に協力を強化して、市場化の促進を図り、国際貿易の大通路建設に向けて、中欧班列の質の高い発展を推進してきたという。
統計によると、義烏と欧州を結ぶ中欧班列の積み荷の70%以上が浙江省産の商品で、2019年に義烏市は浙江省の寧波市や温州市、諸曁市などの市と連携し、省内の貿易会社向けサービス力を強化するとした。
中国鉄道部門のまとめによると、ここ数年、義烏と欧州を結ぶ中欧班列の運行本数が増え続けている。2014年の開通以来、運行本数は2016年に100本、2019年には500本に、累計運行本数は1124本に上った。現時点で義烏と欧州を結ぶ中欧班列は11路線に増え、沿線に支部4機関と物流センター5箇所を持ち、ユーラシア大陸37カ国・地域に乗り入れている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月25日