第7回中日韓ビジネス・サミットが24日、四川省成都で開催された。サミットの成果として、中日韓三カ国の経済界は共同声明を発表し、多国間貿易体制を支持し、一国主義や保護主義への反対を呼び掛けるとともに、技術革新と互恵協力を軸に、地域経済の一体化を一段と進めることを強調した。
声明は、自由貿易を保護すべきとし、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)協定交渉の成果を高く評価、2020年の署名手続きの早期完了に期待を示した。三カ国の経済界は三カ国政府に対して、中日韓FTA交渉を加速し、高度な中日韓自由貿易区を構築、地域経済の一体化を進め、経済界にとってより自由で利便性の高い貿易環境を整備するよう呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月25日