2016年10月、人民元はSDR通貨バスケットに正式採用され、人民元は主な国際準備通貨になった。以後、人民元の世界外貨準備高に占める割合は上昇している。
香港の『信報』経済サイトは、IMFの統計を見ると、人民元の世界外貨準備高に占める割合は2019年第2四半期の1.97%から第3四半期に2.01%に上昇したと伝えた。
アナリストは、これは世界の外貨準備管理機関の人民元所有に対する興味が高まったこと、および外貨準備資産の多様化ニーズの促進を反映しているとの見解を示す。
また、香港のサイト『大公網』は、UBSグループが2019年10月に公表した主要中央銀行などの機関の調査結果を引用し、向こう25年、ドルは引き続き世界の準備通貨の中で主導的地位を占め、ユーロと人民元の中央銀行準備高に占める割合は上昇する見通しだと報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月3日