中国の対外開放拡大、2020年は自由貿易区・自由貿易港が中心に

中国の対外開放拡大、2020年は自由貿易区・自由貿易港が中心に。

タグ:自由貿易

発信時間:2020-01-05 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 アナリストは、世界的にクロスボーダー投資総量が低水準にとどまるなか、外資導入の競争が日増しに激しくなり、対外貿易の安定化には不確定な要因が多いと指摘。複雑な国際環境に直面し、より強力に深く改革開放を進めることが、中国が発展するための根本的な進路になるとの見方を示した。自由貿易試験区と自由貿易港は中国の開放にとって最前線の拠点となり、先行試験の任務を数多く担うことになるとみている。


 開放拡大の「圧力測定区」となる自由貿易試験区では、ネガティブリスト制度の大きなブレイクスルーを目指している。唐文弘氏は、商務部が関連部門と共に、自由貿易試験区の外商投資参入ネガティブリストを縮小する方針を示した。自由貿易試験区でクロスボーダーサービス貿易のネガティブリスト管理制度を構築する検討や、規則、規制、管理、基準など制度型開放を進める検討を行い、一層ハイレベルな対外開放を実現するための経験を蓄積したいとしている。


 注目されている海南自由貿易港の建設について唐文弘氏は、海南自由貿易港では投資の自由と貿易の自由を強調することになると説明。市場参入承認制の実施や、財産権保護制度の整備、実体経済に対する金融貢献の促進、より開放された人員出入境および滞在・居留政策の実施、国際競争力を有する特殊な税収制度の確立、国際的に連動する監督管理基準と規範化された制度の確立を目指すと話した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月5日


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