世界最大のデジタル技術見本市「CES 2020」が7日、米国のラスベガスで開幕した。展示会を主催する米民生技術協会(CTA)会長のゲイリー・シャピーロ氏はこのほど、『新華社』記者に対し、数百社に上る中国企業が科学技術イノベーションの成果を今回の展示会に出展すると紹介し、中国企業のイノベーション能力が「日に日に強くなっている」と話した。
シャピーロ氏は、拝騰、長虹、大疆、海爾、海信、華為、康佳、聯想、TCL、中興などを含む著名中国企業が再びCESに出展し、様々な分野の最新科学技術製品を展示することを明らかにした。
中国企業はここ数年にわたりCESで活躍している。シャピーロ氏は、米中が科学技術分野で積極的に協力を行うことが非常に重要との見解を示した。その上で、イノベーションのプロセスにおいて知的財産権が引き続き重視され、中国企業がますます自信を深めており、その科学技術イノベーションが世界中に普及していると指摘した。
会期4日間のCESは160余りの国・地域から約17万人が参加し、4500社余りの企業が2万件近くの科学技術イノベーション製品を出展する。シャピーロ氏は、CESでは毎回、未来の生活をひっくり返すような変革的な科学技術が現れており、今年の注目は5Gとモバイルインターネット分野の最新状況や自動車科学技術、インテリジェントシティ、デジタル医療などになると紹介した。