外貨準備は経済金融の「安定器」であり、国家経済の安全を保障するにはある程度の規模の外貨準備がなくてはならない。国家外貨管理局が1月7日に公表したデータによると、2019年12月、中国の為替市場の需給はほぼ均衡を維持した。2019年通年をみると、中国の為替市場の運営は全体的に安定を維持し、外貨準備高は安定しながら増加している。
国家外貨管理局が7日に公表したデータによると、2019年12月末時点の中国の外貨準備高は3兆1079億ドルで、前月より123億ドル、0.4%増加し、年始より352億ドル、1.1%増加した。
国家外貨管理局の報道官でチーフエコノミストの王春英氏は、「12月、中国の為替市場の需給はほぼ均衡を維持した。世界貿易情勢、主要国中央銀行の金融政策、イギリス総選挙などの要因が影響する中、国際金融市場の米ドル指数、主要国の債券価格はやや下落した。為替レートや資産価格の変動などの要因が総合的に作用し、外貨準備高は小幅増加した」と述べた。
外貨準備の安定した増加は何を意味するか
外貨準備高は国の外貨「資産」である。2019年末、中国の外貨準備高は年始より352億ドル増加した。通年のデータを見返してみると、外貨準備高は3兆ドル以上を維持し、全体的に安定して増加している。
複雑に入り組む国際環境において、改革開放と発展を推し進めるには、必要時に備え、中国が外部からの衝撃に耐えられるマクロ調整能力を維持できるように、ある程度の規模の外貨準備が必要である。大量の外貨準備高があったおかげで、中国は2008年の国際金融危機などの外部からの衝撃に耐え、経済構造調整とモデル転換・グレードアップに必要な優れた外部環境を維持することができた。