昨年9月に正式に開業した大興国際空港も間もなく、初の「春運」(春節期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)の試練を迎える。新路線開通により、航空機による移動を検討する旅客に新たな選択肢が備わった。
中国東方航空は今月13日より合肥〜北京大興線を開設し、春運の移動により多くの選択肢を提供した。
中国南方航空は今月12日から来月18日にかけての春運に、貴陽〜北京大興空港線を開設する。
航空機が離着陸の際に北京の市街地を通過しないため、迂回する必要もない。雷雨や強風などが発生した場合もフライトの変更が容易で、遅延やキャンセルを減らせる。
首都国際空港と比べると、貴陽〜北京大興を往復する旅客は、ターミナルビル、飛行、滑走段階で30−40分の時間を節約できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月9日