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発信時間：2020-01-11 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国財政部の23日の発表によると、国務院関税税則委員会はこのほど、2020年1月1日より850品目以上の商品について最恵国税率を下回る暫定輸入関税税率を適用すると発表した。対象には、冷凍豚肉や冷凍アボカドなど国内で相対的に不足している商品あるいは海外の特色ある日用消費財、医薬品、ハイテク産業の発展に必要な設備などが含まれる。

　「今回の関税の調整は対象範囲が広く、強力な措置であり、現段階の中国経済の発展の特長に沿ったものだ」。中国社会科学院世界経済政治研究所の高凌雲研究員は23日、「環球時報」の記者にこう語った。

　中国の経済貿易政策は世界から注目されており、今回も例外ではない。多くの海外メディアは、「今回の関税の調整を通じて、中国政府は国民のニーズを満たし、関連企業と消費者の負担を軽減するとともに、ハイテク産業の発展促進に注力する考えだ。その一方で、各国に中国経済開放の決意を示し、国際貿易のウィンウィン実現に向けたシグナルを発している」と指摘する。

　英ガーディアンは23日、「この1年余り、ある国の関税引き上げのニュースをしばしば目にしたが、中国が今回これほど多くの商品を対象に関税を引き下げたことは、本当に喜ばしい」と報じた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」　2020年1月11日

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