中国国務院国有資産監督管理委員会(国資委)が15日発表した統計によると、2019年の中央企業の純利益は前年比10.8%増の1兆3000億元で、下半期に入ってから増益率が次第に回復した。
2019年は中央企業の経営状況が安定を保ちながら進歩するトレンドが引き続き強化され、各種指標の通年目標を上回った。国資資報道官の彭華岡氏は15日に開かれた国務院新聞弁公室記者会見で、昨年の中央企業の売上高が30兆8000億元、利益総額が1兆8000億元に上り、それぞれ前年比で5.6%増、8.8%増だったことを明らかにした。2019年の中央企業の売上高利益率は6.1%で、前年に比べ0.1ポイント上昇している。
2019年の中央企業の親会社に帰属する純利益は前年比11.7%増で、利益が増加すると共に国有資本利益率も5.2%に0.2ポイント上昇し、株主の収益が拡大した。中央企業の全従業員の労働生産率は前年比で5.7%上昇し、1人当たり利益は9%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月16日