故宮の新商品「巾着口紅」が登場 国産化粧品は本当に台頭したのか

故宮の新商品「巾着口紅」が登場 国産化粧品は本当に台頭したのか。

タグ:巾着口紅

発信時間:2020-01-20 15:28:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 故宮は自身のブランドの化粧品だけでなく、毛戈平(MAOGEPING)やMACなどともコラボ化粧品を発売し、「凌寒は万物を蔵し、暗香を生む」は故宮の詩となっている。



 パッケージは紫禁城の宮殿の彫刻や彩色を施した天井をイメージさせる。これは、MAC2020故宮限定版中国龍紋口紅を多くの人が購入した理由である。毛戈平と故宮のコラボ化粧品シリーズ「気蘊東方」については、故宮IP龍映韶顔シルクパウダー・ファンデーションの龍の浮き彫りはメイクの達人を驚かせ、「家宝にしたいくらい。使うのがもったいない」という声が上がった。


 古風かつ顔面偏差値の高さで支持される化粧品を発売したのは故宮だけではない。


 2017年に中国杭州に誕生した「花西子」は「東洋の化粧、花で引き立たせる」をブランドの位置付けと理念にしている。うち「西子」の2字は蘇東坡の詩句「欲把西湖比西子、淡粧濃抹総相宜」(西湖を西施と比較しようとすれば、薄化粧も濃い化粧相い宜し)から来ている。商品のパッケージと商品名に中国の古風な特徴が表れている。「金陵栖霞盤」や「蓬萊紫光盤」などはアイシャドウパレットの色番号の名称である。


 美康粉黛も古典シリーズの中国化粧品ブランドで、老舗ブランドの謝馥春と比べると、古典的要素を多く取り入れ、色番号に詩句を用いている。「紅豆南国」のあずきピンク、「橘子洲頭」の元気オレンジ、「燭影揺紅」のバーガンディーなどがある。


 実は、中国ブランドの化粧品は古風なデザインと名称で異彩を放ったわけではない。


中国化粧品ブランド、それぞれに「神業」あり

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