中国国家エネルギー局によると、2019年の全社会電力使用量は前年比4.5%増の7兆2255億kWhだった。産業別で、第一次産業は4.5%増の780億kWh、第二次産業は3.1%増の4兆9362億kWh、第三次産業は9.5%増の1兆1863億kWh。都市部世帯の電力使用量は5.7%増の1兆250億kWh。地区別では、全国28カ所の省・自治区・直轄市の電力使用量が増え、うち広西と西藏(チベット)の増加率は10%以上の2ケタに達した。
2019年は、全国にある6000kW以上の規模を持つ発電所の発電設備平均利用時間が累計3825時間と、前年に比べ54時間減少した。うち水力発電設備の平均利用時間は前年を119時間上回る3726時間、火力発電設備は85時間下回る4293時間。2019年に全国で新たに増えた電源生産能力(操業開始済)は1億173万kWに上った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月23日