北京市文化・観光局は連日、文化・観光業界の感染対策を指導する各種活動・措置を打ち出している。
人の密集による交差感染のリスクを下げるため、北京は全国に先駆け1月23日から現在まで、17の廟会を含む4300以上の春節連休文化活動、予定されていた5392回の営業目的公演、10の大型スポーツ大会を取り消した。北京市の372の市区文化館、図書館、街道郷鎮総合文化センター、及び6457のコミュニティ文化室、183の博物館を閉鎖した。北京市の娯楽の場、インターネット経営の場、映画館の営業を一時停止した。閉鎖型管理の181カ所の観光スポットを閉鎖した。
現在のオフライン文化活動及びサービスの不足を補い、市民の精神文化の需要を満たすため、北京京劇院、北京交響楽団、北方昆曲劇院、中国雑技団、中国評劇院などの北京市所属文芸院・団がリモート訓練・創作を行い、新作を次々と発表し、かつネット上に定番文芸公演動画をアップしている。また首都図書館、北京文化芸術活動センターは全市の図書館及び文化館の資源を集め、各種形式のオンライン公共文化サービスを提供している。
ウイルス感染ルートを効果的に遮断し、感染拡大の流れを断固阻止するため、北京の旅行会社及びオンライン旅行会社は1月24日より、団体旅行及び「航空券+ホテル」観光商品の取扱を一時停止している。1万3525組・計24万2000人の団体旅行を取り消した。旅行会社が観光客の日程調整及び団体旅行キャンセルによる返金などの合理的な要請を適切に処理するよう指導している。