感染対策に積極的な成果があり、各地の操業再開が秩序正しく推進されている。中国経済は柔軟性、潜在力を示している。
全局面と長期を見ると、中国経済の長期的に好転・発展する流れに変化はない。中国経済は小さな池ではなく大海原であり、短期的な風と波が大海を覆すことはない。感染症は確かに中国経済に一時的に一定の影響を及ぼすが、中国経済を押しつぶすことはなく、押しつぶすこともできない。14億人の人口を持つ世界2位の経済国の経済の将来性を観察する際には、目先のことだけを考えてはならず、また偏った見方をしてもならない。
元宵節後、中国経済のモーターの回転数が上がっている。珠江デルタ、長江デルタ、松遼平原など全国各地で操業再開が秩序正しく推進されており、統一的な感染対策及び経済・社会の発展が全力で展開されている。生産ラインの設備の音、畑の春耕の足跡などは、引き続き一路前進する中国経済の力強い足音だ。賃貸料金の減免、社会保険の支払いの先送り、ロールオーバーの実施など、中央及び地方は一連の政策措置を打ち出した。企業の操業再開における焦眉の急を解消し、感染症の生産・経営への影響を弱め、市場に自信と活力を注ぎ込んだ。
逆流のなか前進し、活路を見いだす。注意すべきは、一連の新産業・新業態・新モデルが急成長し、感染症の経済への影響を弱めていることだ。「引きこもり経済」が活況を呈し、「非接触サービス」が急成長している。医療用ロボットの研究開発が加速しており、企業は防疫物資の生産に転じている。これらの新たな変化は、新しい需要が生み出す新たな供給によるものだ。幅広い市場を切り開く将来に期待できる。
万衆一心の奮闘において、感染状況には積極的な変化が生じている。我々は自信を深め、感染対策に取り組み、経済発展を統一的に計画するべきだ。感染との戦いの勝利の光は努力の先にある。中国経済の新たな春も先にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月17日