中国国務院新型コロナウィルス感染症共同予防・抑制機構は24日の記者会見で、「新型コロナ感染症予防・抑制の取組は段階的な成果を上げており、全国の感染状況にはポジティブな改善傾向が見られる」と発表した。
中国銀行保険業監督管理委員会(銀保監会)政策研究局副局長の吉昱華氏の説明によると、新型コロナ感染症が発生してから、中国保険業は社会的責任の履行に積極的に取り組み、感染症対策の最前線で活躍するスタッフに保険を贈呈した。これまでに、全ての産業で保険金額合計11兆5800億元の保障を無償提供。現時点で、損害保険会社の感染症関連の保険金支払額は2460万元、うち最前線の医療従事者への支払額は657万元。生命保険会社の感染症関連の保険金支払対象者はのべ795人、支払額は5174万元、うち、保険贈呈プログラムでの支払額は3320万元で、全体の64%を占める。対象となった最前線の医療従事者はのべ338人、支払額合計は3078万元に上った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月25日