また、域内企業に対する信用醸成を強化し、税関区域の認証リソースを一括して調整、高級認証企業への認定を申請している域内企業に対して認証を加速し、より多くの域内企業が税関の認定事業者(AEO)となるよう支援する。域内では「インターネット+保税」の監督管理を強力に推進し、域内企業が税関に登録・報告・変更などを申請する場合、税関はオンラインで手続きを行う。
総合保税区は中国が国際慣行に照らして自由貿易パーク内に設立した税関特殊監督管理区域で、優遇政策が適用され、手続きは簡素化されている。税関の統計によると、2019年の中国総合保税区全体の輸出入総額は2兆9千億元、前年比での伸び率は11.9%と、対外貿易全体の伸びを8.5ポイント上回った。輸出入総額全体に占める割合は9.2%と、前年より0.7ポイント拡大、中国の貿易成長への寄与度は30%に上る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月26日