外資導入が続く
在庫を安定させた上で、仕入れを増やさなければならない。このほど新たに多くの外資プロジェクトが中国に入居した。
浙江省嘉興市にて先ほど、独山港経済開発区管理委員会と独DOMO社が動画会議により、プロジェクトの契約を完了した。同社の「変性樹脂プロジェクト」は投資総額1200万ユーロ、登記資本金1000万ユーロ、年間生産量4万トンを予定している。
情報によると、同社は独山港公司を中国区本部にし、研究開発・生産・販売を一体化させた現代化工場を建設する予定だ。主に高温ナイロンなどの変性樹脂の研究開発・生産を行う。自動車、電子製品、消費財の変性材料の需要を満たす。
嘉興市商務局外資処の責任者によると、全市のオンライン契約外資プロジェクトは現在20件を上回っている。主に米国、ドイツ、スイス、スペイン、マレーシアなどの国からのもので、新エネ設備、環境保護設備、自動車部品、ハイエンド環境保護材料、医療・ヘルスケア産業パーク、現代ビジネス・貿易関連となっている。
感染対策期間中、いかに外資導入を維持すべきだろうか。
商務部は先ほど発表した文書の中で、外資導入方法の革新と改善に取り組むと指摘した。オンライン商談、動画会議、オンライン契約などの手段により各種外資導入資源を統合し、投資促進及び導入活動を継続的に推進する。各種外資導入機関及びプラットフォームを十分に利用し、投資環境及び協力プロジェクトの宣伝・PRを強化する。域外各種商協会などの仲介者との協力を強化し、外資導入の委託、企業活動による外資導入、柔軟で多様な外資導入活動を積極的に展開し、新規プロジェクトの契約・実施を目指す。先ほど、山東省重点外資プロジェクト契約式が動画によって、16市で同時に実施された。66件のプロジェクトの契約が集中的に交わされた。投資総額は143億9000万ドルにのぼる見通し。
新規プロジェクトの他にも新規企業がある。北京市地方金融監督管理局による登録名、登録先、関連証明書の発行、経営範囲などの事項の協力を経て、世界的に有名な投資管理企業オークツリー・キャピタルの全額出資子会社が、北京市で事業者登録を終えた。
防疫期間中、北京市地方金融監督管理局は全市金融サービス迅速反応ネットワークを構築し、外資系金融機関に一体型登録問い合わせサービス、執事型企業サービスを提供する。オークツリー・キャピタルの責任者は「子会社の設立先を北京としたのは、北京の金融・ビジネス環境が外資にとって非常に魅力的であり、同時に中国経済及び資本市場に対する長期的な楽観があるからだ」と述べた。
大多数のグローバル企業は依然として、中国を投資先としている。商務部のデータによると、今年1月の全国の新設外資系企業数は3485社、実行ベース外資導入額は前年同月比4%増の875億7000万元。昨年からの安定的な成長の流れを維持した。