中国初の海底高速鉄道トンネル、掘削工事が再開

中国初の海底高速鉄道トンネル、掘削工事が再開。

タグ:高速鉄道

発信時間:2020-03-04 14:35:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 海洋掘削リグ「海勘8号」の最初のビット(ドリル)がゆっくりと海中に降ろされた――浙江省の寧波市と舟山市を結ぶ高速鉄道「甬舟鉄道」に建設中の「金塘海底トンネル」。その海底掘削工事が2日、再開された。 

 

 今回の掘削区間は潮の流れが複雑な甬江口海域にある。この海域はどの船舶も通過しなければならないため、1日あたりの通過船舶数が100隻以上にも上る混雑海域となっている。それゆえ工事は困難を極める。掘削工事とトンネルの設計は密接に関連しているため、甬舟鉄道プロジェクト全体の進捗度に直接関わってもくる。

 

 新型コロナウィルスの感染拡大による影響を低減し、工事の早期再開にこぎつけるためとして、工事を所管する寧波海事局は先月25日午後、AI(人工知能)プラットフォームを通じてリモート技術評価を行った。また、湖北省武漢市や遼寧省大連市、浙江省杭州市・舟山市・寧波市などに本拠地を置く施工業者や専門家ら20人以上がオンライン会議を開いた。地理的条件に縛られることも実際に会うこともないながら、画面の中で顔を合わせての話し合いとなった。

 

 甬舟鉄道金塘トンネル海上掘削プロジェクトマネージャーを務める師超氏は、「予想以上に早く工事を再開できた」と話した。

 

 甬舟鉄道の総延長は77キロメートルで、「橋+トンネル」の組み合わせを採用している。金塘海底トンネルは中国国内初の海底高速鉄道トンネルで、全長16.2キロメートル、最も深い所で海底78メートルに達する。甬舟鉄道が完成すれば、舟山市に鉄道のなかった時代が幕を閉じることになるが、これは長江デルタ地域の集積化を進める上で戦略的重要性を持つものだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月4日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで