経済 > 感染症の輸出入への影響、一時的・段階的なもの＝中国商務部
感染症の輸出入への影響、一時的・段階的なもの＝中国商務部。中国商務部外貿司の李興乾司長は5日、「感染症の輸出入への影響は一時的かつ段階的なものだ。中国の貿易は強靭で、長期的に好転する発展の流れに変化はない」と述べた…
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中国商務部外貿司の李興乾司長は5日、商務部のオンライン定例記者会見において「春節の影響を受け、毎年第1四半期の輸出入には一定の変動が生じる。さらに今年は感染症の影響が重なり、輸出入の変動が不可避になっている。しかし影響は一時的かつ段階的なものだ。中国の貿易は強靭で、長期的に好転する発展の流れに変化はない」と述べた。李氏の発言内容は下記の通り。
地方と業界からの報告を見ると、貿易会社は営業再開や輸送が困難といった共通する問題のほか、受注及び契約履行が困難で、国際物流が滞り、貿易の壁が増えるといった外部の難題に直面している。貿易情勢はより厳しくなっている。
貿易発展への感染症の影響を最小限に抑えるため、商務部は各地・各部門と共に貿易安定政策を集中的に打ち出している。財政、金融、輸出信用保証などの手段を総合的に利用し、貿易会社の営業再開、市場シェア及び受注の維持を支援している。営業再開は現在ペースアップしている。浙江省、天津市の重点貿易会社の100％が営業を再開しており、広東省、江蘇省、上海市、山東省、重慶市は70％を上回っている。各種貿易安定政策・措置の奏功に伴い、各地の企業が順調に営業再開している。全国の輸出入にはすでに成長回復の積極的な流れが見られる。
商務部は引き続き感染症が国際貿易にもたらす影響と挑戦について追跡・研究しており、一連の政策・措置により悪影響を和らげている。さらに的を絞った措置を講じ、産業チェーン及びサプライチェーンのスムーズな運行を保障し、安定させる。中国は世界最大規模の、ジャンルが最も揃った、関連サポートが最も整った製造業体制を持ち、整った産業チェーンという他にはない優位性がある。中国の世界の産業チェーン及びサプライチェーンにおける地位にも変化が生じることはない。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2020年3月6日
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