セルビア国際政治経済研究所の研究者で、中国経済を長年研究してきたKatarina Zakic氏は、ベオグラードでの新華社通信のインタビューで、「中国は現在直面している試練を慎重に分析し、経済発展のために適切な措置を講じている。感染症の流行が終われば、中国経済はすぐに回復するだろう」と述べた。
Zakic氏は、「中国はかつてSARSとその影響を克服することに成功した。これは中国政府が感染症の流行が終わった後に何をすべきか知っていることを示す。当時と比べて、今の中国は経済状況も改善されているうえ、政府の採る有効な措置や人々の積極的な取組が経済回復を後押しするだろう」と語る。
Chyzhykov氏とアゴン氏は、中国の感染症への取組みを高く評価している。Chyzhykov氏は、「中国の各国との感染症の情報共有をめぐる開放性と透明性を称賛する。中国の感染症対策は各国の模範となっており、自国民だけでなく世界の人々の健康を守ることに役立っている。新型コロナ感染症は世界共通の試練であり、世界各国が協力して取組み、安全で安定した健全な発展環境を構築してはじめて、経済発展への信頼感をより良く、早期に回復することができる」と述べた。
アゴン氏は、「中国政府が採った厳格な感染症予防・抑制措置は、人々の健康と生命の安全を第一に考えると同時に、積極的に国際協力を展開し、感染症の拡散防止に最大限の努力をするものだ。中国の人々の団結と勇気、奉仕の精神には深く敬服させられる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月8日