春の就職シーズンが到来するなか、北京大学や人民大学など北京の大学は、新型コロナ感染症の影響で大学構内での募集活動を見合わせているが、「オンライン就職面接会」「クラウド説明会」プラットフォームの設置や、遠隔就職指導、就職の「オンライン手続き」など多様な措置を通じて、卒業生の質の高い就職活動をサポートしている。
北京大学就職情報ネットワークには、350社、2万3千件以上の求人情報が掲載されている。卒業する学生は募集企業や職種に関する情報を閲覧可能で、オンラインで企業に履歴書を送付し、「ビデオ」ボタンを押せば採用担当者とオンライン面接をすることもできる。北京大学学生就職指導サービスセンターの情報によると、今回のオンライン就職説明会を閲覧した学生はのべ200万人を超えるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月11日