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発信時間：2020-03-21 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　新型コロナウイルス感染症が世界で蔓延し、「祭壇」に立っているアップルも自分のことだけを考えるわけにいかず、クックCEOは「中華圏を除き、世界のアップル小売店の営業を停止する」という内容の公開書簡を発表した。EC体系が発達している中国でも、休業と感染症流行の影響を受け、iPhoneの販売台数は60％大幅減少し、海外ではさらに大きなダメージを受けると見られる。2020年はアップルにとって最も厳しい1年になるだろう。

海外の売り上げ低迷

　クック氏は公開書簡の中で、ウイルス蔓延を理由に、中華圏を除く全てのアップル小売店を3月27日までの営業停止とすると示した。

　クック氏は声明の中で3月27日までとしているが、中国の経験から、世界、特に感染症が深刻な地区のアップル小売店は2週間では解禁できないと見られる。2月1日、アップルは中国公式サイトで、中国本土42店舗のアップルストア小売店を2月9日24時まで営業停止にすると発表したが、2月14日に北京市内5店舗を時間を限定して再開した。3月13日には天津市内の3店舗が営業を再開した。

中国の出荷台数が半減

　中国のすべてのアップル小売店は営業を再開したが、以前と比べ物にならないほど活気がない。

　北京商報の記者が朝陽大悦城1階のアップル体験店を訪れたところ、客は普段の半分ほどで、入り口では店員が入店客の体温測定を行い、全従業員がマスクを着用している。

　普段のアップル体験店だと、店員は商品説明や修理で忙しくしているが、現在は店員の半分がやることがなく、しかも多くが修理目的で来店し、普段は混雑している携帯電話カウンターは空いている。

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