中国での新型コロナウイルスの拡散防止状況が持続的に改善に向かうなか、モンゴルは23日より、ガシューンスハイト税関から中国の甘其毛都(ガンツモド)税関に向け石炭輸出を再開した。
輸出再開当初は、毎日70台のコンテナ輸送車両を通関、1台あたりの石炭積載量は約80トンとし、日帰りで往復する。
4月1日までに、ガシューンスハイト税関からの輸送車両は1日あたり300台に達する見通し。もう1つの主要税関であるシベーフレン税関も石炭輸出を再開し、中国向けの石炭輸出車両は1日あたり200台の予定。その後、モンゴルから中国向けの石炭輸出は徐々に感染症発生前の水準に戻る見通しだ。
中国向け石炭輸出の早期再開に向け、モンゴル交通運輸発展部などの政府部門は大規模な準備作業を進め、輸送車両の乗員の安全確保に向け一連の措置を講じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月25日