アルメニアのアルメン・サルキシャン大統領は23日、首都エレバンで、中国の新型コロナウイルス感染による肺炎発症の対策が、グローバルガバナンスに大きなヒントを与えているとの見解を示した。
サルキシャン大統領は同日、在アルメニア中国大使の田二龍氏と会見した際、中国政府の指導のもと、中国国民が心を一つにし、筆舌に尽くしがたい困難との戦いを通じて短期間で防疫対策を進めたことは、中国政府の卓越した指導力、中国社会の高い団結力、中国国民の尊い精神を体現していると話した。
また、アルメニアの防疫対策に対する中国の貴重な支援に謝意を表し、中国と協力して困難を乗り越え、できる限り早く感染症との戦いに打ち勝ちたいとの思いを明らかにした。
一方の田二龍氏は、人類運命共同体の理念にもとづき、中国が大国としての責任を果たし、アルメニアを含む世界各国と密接に協力しながら、感染症の流行を早期に終息させたいと述べている。
アルメニア疾病管理センターは23日、同国の新型コロナウイルス感染者が194人に上ったと発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月29日