その上で、中国が感染症との闘いで培った経験は、他の国が参考にすることができると指摘。ウイルスには国境がないため、これに打ち克つには世界各国が協力し合わなければならないと述べた。
新型コロナウイルスをめぐって、国際社会からは「中国は謝罪すべき」と批判する声も上がっているが、この件についてリンス主任は、「非常にばかげている。このようなことを言い出す者には何らかの企みがあるのだろう。中国が感染症発生の初期段階でこれほど迅速に有効な対策を講じていなかったとしたら、もっと多くの人命が失われていた可能性がある」と述べた。
リンス主任は最後に、感染の拡大は足元で世界経済の成長に影響を及ぼしているとして、国際社会は一丸となって感染拡大防止に取り組むべきだと強調。こうしてこそ、ウイルスとの闘いに早期に打ち克つことができ、世界経済の成長を再び押し上げ、公平な社会を実現することができると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月29日