北京市重大プロジェクト建設指揮部弁公室を取材した記者によると、3月31日時点で、北京市で建設中の地下鉄および鉄道工事の重点プロジェクトは予定通り全面的に建設を再開した。
同弁公室安全質量処処長の周光輝氏によると、北京市が今年計画している重点プロジェクトのなかで軌道交通プロジェクトは21件、うち地下鉄は16本の計304.6㎞、鉄道は5件の計132.1㎞が建設中となっている。通年の固定資産投資額は340億元、建物設備設置投資額は245億元に上る見込み。概算で、今年第1四半期の固定資産投資は65億5000万元、建物設備設置投資は40億元に上り、第1四半期の投資任務を終えたという。
労働者の職場復帰を保障するため、同弁公室は中国鉄路北京局集団有限公司などの関連機関と共同で、高速鉄道による「点と線を結ぶ」集中輸送や、自動車による「点から点」の一斉輸送など様々な手段によって、労働者の大規模な帰京を進め、円滑な職場復帰を後押ししている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月2日