国連経済社会理事会は4月1日に最新報告を発表し、新型コロナウイルス感染症の流行の影響で、2020年の世界経済は以前予想した2.5%を上回り、0.9%萎縮すると予想した。
報告は、各国の感染症抑制のための規制措置が今年第3四半期まで続き、財政措置で民衆の所得と消費が向上しなければ、経済萎縮は0.9%を上回る可能性があるとの見解を示した。
主要経済圏の人の移動と経済活動を規制する措置の実施期間、今後の財政措置の規模と効果は世界経済が受ける影響の度合いに左右し、温和的な衰退になるか、深刻な衰退になるかを決定づける。
そのほか、裕福な先進国がとる感染症対策は、経済成長に悪影響を及ぼす。この影響は発展途上国に急速に広まり、貿易と投資の減少をもたらす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月3日