中国商務部:消費者は食糧買いだめの必要無し

中国商務部:消費者は食糧買いだめの必要無し。

タグ:中国食糧

発信時間:2020-04-03 15:54:41 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国商務部消費促進司の王斌副司長は2日、「米・小麦粉・食用油は各卸売・小売市場に充分に供給されており、価格も安定している。食糧生産加工企業の再稼動状況は改善に向かっており、生産能力も充分だ。消費者は食糧の供給不足や大幅な値上がりを心配する必要はなく、家庭で大量の買いだめをする必要はない」と述べた。


 王斌氏は同日の商務部オンライン定例記者会見で、「中国の穀物年平均消費量は約2億トン。2019年の小麦・とうもろこし・米の穀物在庫は2.8億トン以上残っており、完全に自給自足が可能で、輸入しなくても食糧供給不足を招くことはない。中国の輸入穀物は主に大豆や雑穀など飼料用が中心だ。輸入米と小麦が国内の消費量全体に占める比率はそれぞれ1%と2%で、主に品種の交換や調整などの役割を果たす」と述べた。


 王斌氏は、「中国は世界最大の食糧生産・消費国だ。穀物生産は毎年豊作が続いており、備蓄在庫は充分にある。価格も長期で安定しており、国際市場が中国の食糧供給に与える影響は非常に小さい」と語る。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月3日



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