国務院感染症合同予防抑制メカニズムの記者会見が5日午後に開かれ、医療物資の品質確保や市場秩序の規範化などをめぐる発表が行われました。
席上、商務部対外貿易局の江帆一級巡視員は、中国から購入したマスクなどの物資に品質問題があったと一部の国から連絡があったことについて、商務部の見解を示しました。江一級巡視員は、「さまざまなルートによる調査では、関連報道は事実の全貌を反映していないことが判明した。中国製品の品質に問題があったとの指摘には、様々な要因がある。中でも、国家間の品質基準の違いや使用習慣の違いなどが挙げられ、使用者の不適切な操作によって問題が生じるケースもある。例えば、このほど中国からオランダに輸出した非医療用マスクは、誤って病院に送られ、誤解を引き起こした。オランダの衛生大臣は3日夜に、中国から新たに届けられたマスクが同国の基準に合格し現地での使用が許されたことを発表している」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2020年4月6日