天津市交通運輸委員会の情報によると、河北省廊坊市安次区で7日、天津と北京大興国際空港を結ぶ津興鉄道第3セクション混合ステーションで鍬入れが行われ、津興鉄道第1期工事が正式着工した。
津興鉄道は京津冀(北京、天津、河北省)地区の協調発展に向けた重要インフラプロジェクトの1つで、天津西駅と北京大興国際空港を結ぶ総延長100.6キロの鉄道路線だ。うち、天津西駅-勝芳駅の間は既存の津保鉄道を利用する。勝芳駅-固安駅の間は第1期工程で、47.17キロの線路を新設する。固安駅-北京大興国際空港間は第2期工程となる。
津興鉄道が完成すれば、北京-天津間で4本目の高速鉄道が開通し、天津と北京大興国際空港が直接接続され、北京大興国際空港の物流ネットワークが一段と充実することになる。
天津市交通運輸委員会の関係者は、「天津市と河北省の関連部門は協調と資金支援を強化し、プロジェクトの進展を全力で加速する方針だ」と語る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月8日