寧夏回族自治区党委員会は新型コロナウイルス肺炎対策指導チームが発表した文書に基き、活動補助金の支給・防護条件の改善・職業傷害保障などの措置を通じて、防疫対策の最前線にいる地域社会の活動担当者に一段と配慮する方針を示した。
同自治区は、防疫対策の最前線で活動する地域社会(村)の「党支部委員会と村民委員会」のメンバーおよび専門巡視管理員を対象に、自治区での公衆衛生緊急事態対応期間中、1人あたり1日100元の補助金を支給すると明らかにした。また、対象者にはマスク・防護服・消毒液・非接触式体温計などの衛生保護器具を適時に充分に配布し、防疫関連知識の教育を強化、各地に住民票発行の基準を指導し、寧夏防疫健康情報コードの使用を積極的に推進、地域活動担当者の負担軽減を図るとした。
このほか、同自治区は各県(区)に対して、防疫活動に関わる地域活動担当者の個人傷害保険加入手続きを統一して進めるよう要求した。防疫期間中に発生した事故でケガや病気になった地域活動担当者に対しては、法に基づき労働災害を認定し、「労災保険条例」の関連規定に則り給付する。職務を遂行して新型肺炎に感染し死亡した地域活動担当者には、規定に沿って相応の待遇が受けられるようにする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月10日